ブログトップ

臨済宗妙心寺派 開運寺

kaiunji.exblog.jp

東光山開運寺は、福岡県八女市にある臨済宗( 禅宗の一派) で妙心寺派に属するお寺です。

恒例行事 お施餓鬼です

 「お施餓鬼会」とは、仏教の6道の世界(下から地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上)の中で、餓鬼道に堕ちて苦しんでいる者への救済の儀式です。「餓鬼」という言葉は子どもなどに「このガキは」などと使われています。子どもが餓鬼なのではなく、「もっともっと欲しいと思って満足することを知らない心」のことをいうのです。
 自分さえよければ、家族さえよければ、自分の会社さえもうかれば、という心がすなわち餓鬼の心なのです。昔の地獄図絵に、釜にゆでられたり、舌を抜かれたり、痩せ衰えていて食べ物や飲み物が目の前にあるのに、それが炎となって描かれているものがあります。
 食べようと思っても食べられない、水も飲めない、そういうのが餓鬼の世界であります。が、この餓鬼の世界はこの世にいくらでも存在しています。
 お金や財産の奪い合い、電車に乗れば席の取り合いなど、この世の餓鬼といわれる人がどんどん増えているのです。
 取り合うから物は足りないのであり、譲り合えば足りるのです。
お釈迦様は「足ることを知る人は、貧しといえども富めり、足ることを知らないものは、富めりといえども貧し」と教えられています。
 物の豊かさよりも、こころ豊かにいきたいものです。
[PR]
by kaiunji | 2011-07-22 17:30